どこかの、誰かの、心の傷を継ぎ合わせる一粒の金になれたら

学生時代の友人から、Faxが届いてました(何日も気づかなかった)。

今どき、新聞を切り抜いてFaxって…SNS全否定の友人だし仕方ないか(苦笑)


でも、改めて読んだら、じわっと泣けてきた。


金継ぎの、傷跡に魅せられる理由がわかった気がする。


無傷なまっさらな器より、傷を抱えながらも新たな時を刻み始めたそれは、美しい。


一度付いてしまった傷は消せないけれど、いままで以上にいたわり、慈しむ心が生まれる気がする。


2016年元日、この記事を読んだ人は、きっといろんな意味での「金継ぎ」が心に残っていることと思います。


私も、どこかの、誰かの、心の傷を継ぎ合わせる一粒の金になれたら、こんなに嬉しいことはない、と思う。


Faxくれてありがとう!←絶対見てないと思うけど(笑)