4種類の仕上げサンプルを、
5色の器に重ねた実例写真です。
お手持ちの器に近い写真を参考にしてください。
白地の器
①金継ぎ 金継ぎという名にふさわしく、品格と高級感がある。磨き仕上げとマット仕上げあり*
②銀継ぎ 洋・和食器を問わず、どんな器にも良くなじむ。経年で燻し銀になる変化が楽しめる。磨き仕上げとマット仕上げあり*
③黒漆仕上げ 直し箇所が目立たなくなるので色の濃い器に合う。安価で日常使いの器にお薦め。
④赤漆仕上げ 弁柄色の漆の赤は、染め付けの和食器と相性がよい。安価で日常使いの器にお薦め。
※値段は、漆仕上げ→銀継ぎ→金継ぎの順に高くなります。
■磨き仕上げ■
金粉銀粉それぞれ粒子の大きな丸粉(五号粉と三号粉の二度蒔き)を使用。粉を蒔いた後に漆で固め、研ぎ出してから磨く。金・銀の層が厚く手間もかかるが美しい仕上げ。マット仕上げより耐久性あり。
■マット仕上げ■
微粒子の金消し粉・銀消し粉を使用。金・銀の層が薄いため、磨き仕上げより摩耗しやすいが、艶やかでマットな輝きを好まれる方は多く、一番人気がある。
※釉薬や土肌の状況により、磨き仕上げが施せない場合があります。その際はこちらの判断にお任せください。
黒地の器
青絵付けの器
茶色の器
染め付けの器
お迷いの際は、ご依頼時にご相談ください
器に合った、お勧めの処方をご提案さしあげます
※
持ち手・取っ手の割れ修理は、負荷のかかる箇所でなおかつ接着面積が狭いため、土質によっては十分な実用強度が出ない場合があります。麻布や和紙、麻糸などを用いて補強すると、安心してお使いになれます。割れ方にもよりますが、5mm〜10mm幅の帯状の補強になります。
金継ぎマット仕上げ
銀継ぎ磨き仕上げ
漆継ぎ(溜塗仕上げ)
「お直しの参考例」←クリックで飛びます
の、ページにも多数の実例をあげてますのでご参照ください
上記説明はすべて
「モノ継ぎ」内での定義ですのでご了承ください